エクセルでスケジュール表の原本を作って、数式を入れておくと便利

エクセル操作
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前回、簡単なエクセル操作でシンプルなスケジュール表を作成しました。
今回は、エクセルでスケジュール表の原本を作成していきます。

最初に数式を設定しておくと、複数の月のスケジュール表を作成するときに、簡単な操作で作表できます。

それでは、作り方をご説明していきます。

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原本を作成する

基本のスケジュール表

図1

まずは、エクセルの操作でスケジュール表の枠組みを作ります。

以下の記事を参考に、罫線を引いたり曜日を入力したりして、シンプルな表を作ります。
エクセルでシンプルなスケジュール表を作ってシールで管理しよう

セルに数式を入れる

図2

C3のセルに「1」と入力します。
次にE3のセルに、以下のように数式を入力します。(図2参照)

「=C3+1」…E3のセルの値は、C3のセルの値に1プラスしたものと等しい。
つまり、C3は1と入力されているので、E3は2になります。

この要領で、隣のセルにも数式を入れていきます。

オートフィルでコピーしていく

図3

E3・F3のセルを選択して、F3のセルの右下をポイントすると、黒プラスマークがあらわれますので、それをドラッグします。(図3の①参照)

月曜日は1,火曜日は1プラスされて2、水曜日は1プラスされて3、…と日曜日まで増えていきます。

C3からP6までのセルを選択して、P6のセルの右下をポイントすると、黒プラスマークがあらわれますので、それをドラッグします。(図3の②参照)

P26までドラッグして6週間分のコピーをしていきますが、日にちの数字はこの後で直しますので、このままにしておきます。(図4参照)

図4

オートフィル機能について、以下でもご説明しています。
エクセルの基本操作、オートフィルと書式のコピー・貼り付け

数式を修正する

C7のセルに数式を入力します。

図5

「O3+1」…C7のセルの値は、O3のセルの値に1プラスしたものと等しい。
月曜(C7)は前日の日曜(O3)に1プラスされた値になります。

この要領で、以降の月曜にも数式を入れていきます。

図6

C7からC10のセルを選択して、C10のセルの右下をポイントすると、黒プラスマークがあらわれますので、それをC26までドラッグします。(図6参照)

これで、日にちが1から42まで入った表ができました。
最初の月曜日の1は直接「1」と入力してあり、他は数式が入っている状態です。

ファイルを保存する

ここで、いったん作成した表を原本としてファイル保存します。

図7

エクセルの画面左上「ファイル」タブから「名前を付けて保存」をクリックして、保存先とファイル名を指定して保存します。

毎月のエクセル操作

図8

作成した原本をもとに、4月のスケジュール表を作成してみましょう。
作り方は簡単な4ステップです。

①B3・B4(セルは結合されている状態)に、4月なので「4」と入力します。

②4月1日は土曜日なので、M3のセルに「1」と入力します。
すると、それ以降の日にちのセルも、数式を入れてあるので数値が変わります。

③祝日があれば、フォントの色を赤に変更します。
図では、4月29日が祝日なので、M19のセルを赤にしています。

④不要な日にちをすべて消します。
4月1日から前(C3・E3・G3・I3・K3のセル)と4月30日から後(C23・E23・G23・I23・K23・M23・O23のセル)に入っていた数値を削除します。

完成イメージ(4月)

4月分の数値を入力して、印刷すると以下のようなシンプルスケジュール表の完成です。

図9

こちらに、スケジュールを書き込んだり、お気に入りのシールでデコレーションしたり、予定のある日を下地が透ける丸シールでマーキングしたり…使い方は自由です。
リスト作りに大活躍!おすすめのダイソー新作ポイントシール

これからも、100均で見つけたお気に入りのシールやかわいい文具をご紹介していきます。
ぜひ自分だけのスケジュール表を作って、お気に入りのシールを貼って、毎日のスケジュール管理に役立ててくださいね!

セリアのステッカーシールを使って、リストを楽しくデコレーション

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