前回、基本的なリスト作りの流れ
基本的なリスト。レイアウト決めから印刷までの作成手順イメージ
を見ていただきましたが、
今回はリストを作るときのエクセルの操作手順をご説明します。
これは、あくまでも作り方の一例ですので、エクセル操作に慣れてきたら、ご自身の好きなやり方で作ってみてくださいね。
まず、基本の操作だけマスターしておけば簡単にリストを作ることができますので、順に見ていきましょう。
サイズを設定する
エクセルで「新規」から「空白のブック」を選びます。
今回は、A5サイズの白い用紙に縦向きに印刷します。
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「ページレイアウト」を選んで、右下のマークをクリックして、ページ設定を開きます。
「印刷の向き」を「縦」にして、「用紙サイズ」は▼をクリックして「A5」を選びます。
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余白を設定する
「ページ」の隣の「余白」タブをクリックして、上下左右の余白を設定します。
それぞれの▼をクリックして、「上」「下」を「0.9」に、「左」「右」を「0.8」にします。
直接数字のところで入力しても変更できます。
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このとき、「水平」と「垂直」にもチェックを入れておくと、用紙の縦と横に対して中央に印刷されるので、見た目をきれいに整えることができます。
「OK」をクリックすると、設定したA5サイズの印刷範囲がどこまでか、点線で表示されます。
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行の高さと列の幅を整える
リストで罫線を引くことが多いので、隣り合わせのリストと罫線が混じってしまわないように、上下左右に少しだけ空白を設定しておきます。
12項目のリストを作るので、12行分の罫線を引くことにします。
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列はA、B、Iの幅を変更します。
Aのアルファベットが表示されているグレーの部分を右クリックすると、メニューが表示されるので、「列の幅」をクリックします。
ここで、「0.77」に設定します。
同様にI列も「0.77」、B列は「3.00」に設定します。
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行は1行目から16行目までを変更します。
1の数字が表示されているグレーの部分を右クリックすると、メニューが表示されるので、「行の高さ」をクリックします。
ここで、「7.5」に設定します。
同様に16行目も「7.5」に設定します。
2から15までの数字が表示されているグレーの部分をドラッグして右クリックすると、メニューが表示されるので、「行の高さ」をクリックします。
ここで、「38.25」に設定します。
設定した列と行が、きちんと印刷範囲におさまるかどうか、点線からはみ出していないか確認してください。
もし、はみ出していたら、点線におさまるように列や幅を調節してください。
罫線を引く
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C4のセルから、H4のセルまでをドラッグします。
右クリックして、「セルの書式設定」を選びます。
「罫線」のタブをクリックして、罫線の種類や色、引きたい位置など設定します。
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色は水色、項目の上下に罫線を引くことにします。
設定して「OK」をクリックすると、水色の罫線が引かれています。
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C4のセルから、H4のセルまでをドラッグします。
その状態で、H4セルの右下にカーソルを持って行くと+プラスマークが出てくるので、そこからH15の行まで下にドラッグします。
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12行分の罫線が引かれます。
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タイトルと項目を入力する
罫線のみを印刷して、後でタイトルと項目を手書きする場合、このまま次へ進んでください。
先に文字入力してから印刷する場合は、ここでタイトルを入力します。
印刷する
画面左上の「ファイル」→「印刷」の順にクリックして、プレビューでレイアウトを確認します。
これで良ければ、プリンタに用紙をセットして、プリンタのマークの「印刷」をクリックします。
※用紙の向きや給紙方法など、プリンタによって異なりますので、ご注意ください。
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手書きする、シールを貼る
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印刷の時点で罫線のみ印刷した場合、タイトルと項目を手書きします。
全項目のうち未定の部分がある場合や、あとで変更になる可能性がある場合、消せるペンやシャープペンシルで書き直した方が便利です。
印刷してしまうと、消せませんので。
また、カラーのサインペンなどで、あえて手書きで書くと温かみが出て良いと思います。
お好みで使い分けてください。
タイトルの横に、小さめのシールをポイント使いで貼るのもおすすめです。
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リストを活用する
通常のToDoリストなら、□の欄の✓マークを入れますが、このリストではクリアした項目にはシールを貼っていきます。
出来上がったリストは、ポケットファイルに入れて管理してもいいですし、頻繁に見るときはクリアファイルに入れて目に付くところに置いておくといいと思います。
壁に貼ってしまうと、クリアした項目に毎回シールを貼るとき、はがすのが大変です。
取り出しやすいように、クリアファイルに入れて、デスクの脇にイーゼルで立てておくのがおすすめですよ。