今回はシンプルなリストを作ります。
基本のエクセル操作については、
エクセルの基本操作、用紙サイズ設定から罫線を引いて印刷するまで
を参考にしてください。
これは、あくまでも作り方の一例ですので、エクセル操作に慣れてきたら、ご自身の好きなやり方で作ってみてくださいね。
リストを作るときの基本のパターンを順に見ていきましょう。
サイズを設定する
A5サイズの白い用紙に縦向きに印刷します。
![](https://mypersonallist.com/wp-content/uploads/2021/11/b44f102d018948a07152fc570e678076.jpg)
余白を設定する
「ページレイアウト」の「余白」で設定します。
「上」「下」を「0.9」に、「左」「右」を「0.8」にします。
「水平」と「垂直」にもチェックを入れておきます。
![](https://mypersonallist.com/wp-content/uploads/2021/11/bcbdfab391fb5f40925167b6248d8f67.jpg)
列の幅を設定する
12項目分の罫線を引くことにします。
列はA、B、Iの幅を変更します。
Aの列の幅を「0.77」に設定します。
同様にI列も「0.77」、B列は「3.00」に設定します。
B列は、後でシールを貼る位置なので、罫線は引かずに空けておきます。
![](https://mypersonallist.com/wp-content/uploads/2021/11/4aed479bd86db8ca016fd9c43c278546.jpg)
行の高さを設定する
行は1行目から16行目までを変更します。
1行目の高さを「7.5」に設定します。
同様に16行目も「7.5」に設定します。
2行目から15行目までの行の高さを「38.25」に設定します。
このとき、A列、I列および1行目、16行目に少しスペースを設けました。
これについては、後ほどワンポイントで詳しくご説明します。
【2022冬】手帳に使えるデコレーションステッカーでリスト作り
罫線を引く
![](https://mypersonallist.com/wp-content/uploads/2021/11/1985ce53e2b8e611d768857549d7668e.jpg)
色は水色で、項目の上下に罫線を引きます。
罫線入りのノートのような感じです。
リストを作るときに、タイトルと項目は後で手書きすることが多いです。
その場合、罫線があると文字を書く時のガイドラインになります。
「ファイル」→「名前を付けて保存」で作成したリストを保存しておけば、後から線の種類や色を変えて作ることもできます。
![](https://mypersonallist.com/wp-content/uploads/2021/11/s-2021-11-05_22h25_11.jpg)
ワンポイント
行と列の幅を整える
リストを作るときに、罫線を引くことが多いのですが、隣り合わせのリストと罫線が混合すると、印刷されないことがあります。
すべての罫線を印刷できるように、上下左右に少しだけ空白を設定しておきます。
他にも方法はたくさんあると思いますが、今後もリストの周りを細いすき間で囲む方法でリストを作っていきます。
では、実際に隣り合わせのリストと罫線が重なってしまう場合を見ていきましょう。
リストの周りに、細いすき間を作らずに、罫線を引いていきます。
シンプルなリストでは、項目の上下を罫線で囲みましたが、今回は上下左右を罫線で囲むこととします。
最初に1行分の罫線を引き、他の行にコピーする方法がありますが、別の方法もあります。
今回は範囲を選択して一度に罫線を引く方法でやってみましょう。
C4のセルから、H15のセルまでドラッグして、範囲を選択します。
右クリックして、セルの書式設定を選び、罫線のタブを開きます。
最初に線の種類と色を選んで外枠の図をクリックすると、イメージ図に罫線で外側が囲まれます。
![](https://mypersonallist.com/wp-content/uploads/2021/11/e488c04dcc99c7aa0ca02a3413f820e7.jpg)
そこから、Aのように中央の段のマークをクリックするとイメージ図の中央に罫線が引かれます。
また、Bのようにイメージ図に直接クリックしても、罫線が引かれます。
A、Bどちらの方法でも、やりやすい方で試してみてください。
最後にOKをクリックすれば、実際の作業していたセルに罫線が引かれます。
次に、その隣に、別の罫線を引いていきます。
わかりやすくピンクの罫線で囲むことにします。
![](https://mypersonallist.com/wp-content/uploads/2021/11/s-2021-11-06_11h25_40.jpg)
印刷範囲を示す点線の部分を見ると、水色の罫線が見えません。
わかりにくいのでプレビューで見てみます。
右端の罫線が消えているのがわかります。
![](https://mypersonallist.com/wp-content/uploads/2021/11/s-2021-11-06_11h26_25.jpg)
では次に、細いすき間を設定します。
これは独自のやり方ですので、特にすき間の幅に決まりはありませんが、ほんの少し空けるようにします。
以下のように設定しています。
A列の幅→「0.77」
I列の幅→「0.77」
1行目の高さ→「7.5」
16行目の高さ→「7.5」
すき間を作ってから、隣にピンクの罫線を引きます。
ちょうど点線が、すき間とすき間のあいだにきているのがわかります。
![](https://mypersonallist.com/wp-content/uploads/2021/11/s-2021-11-06_11h28_14.jpg)
プレビューで見ても、水色の右端の罫線は切れていません。
左右だけでなく、上下にもすき間を設けておけば、罫線がきちんと印刷されます。
少し手間はかかりますが、複数のリストを作っていくときに、隣同士くっつかないので便利ですよ。
デコ用シールを貼る
![](https://mypersonallist.com/wp-content/uploads/2021/11/7ec971861795ac99c75a7afd69a2e47d.jpg)
タイトル、項目、シールを貼る位置を残して、それ以外のところに飾り用のシールを貼るのもおすすめですよ。
飾り用のシールは、100円ショップ「セリア」で購入したものです。
クリアな素材なので、重ねて貼ると下地が透けてかわいいですね。
リストがシンプルでも、周りをシールで飾ると華やかになります。
パワーポイントでシンプルリストを作る手順は、こちらをご覧ください。
パワーポイント基本操作、用紙サイズ設定とシンプルな表の作り方