エクセルの基本操作、オートフィルと書式のコピー・貼り付け

エクセル操作
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1つ前の記事で、番号入りのリストを作りました。
今後も番号入りのリストを作ることがありますので、効率よく作成するために、オートフィルやコピーと貼り付けの操作の仕方を見ていきましょう。

↓前半では、こちらのリストを例にご説明しています。
番号入りのリストに、下地が透けるクリアシールを貼って活用する

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非表示

A列からI列まで非表示にします。
アルファベットが表示されているグレーの部分をAからIまでドラッグします。

右クリックして、非表示を選択します。

これで、いったんリスト①を非表示にしました。

形式を選択して貼り付け:元の列幅を保持

では、リスト②をその隣の列にコピーしていきます。

K6からS7までのセルをドラッグして、範囲を選択します。
右クリックして、「コピー」をクリックします。

V6のセルをクリックで選択し、右クリックして「貼り付け」を選びます。

すると、罫線と文字はコピーされましたが、列の幅は何も変わっていません。

ここで、それぞれ列の幅を設定することもできますが、コピー元のリストと同じ幅で張り付けていく方法を見てみましょう。
元のセル(K6からS7)をコピーするところまでは、先ほどと同じです。
V6のセルをクリックで選択し、右クリックして「形式を選択して貼り付け」の右横のマークをポイントします。

「元の列幅を保持」をクリックします。

今回は例として、1項目分のみコピーしましたが、上下左右の余白まですべて選択してからコピーすれば、効率よくリストを作ることができます。

同じリストをいくつか作る場合や、レイアウトは同じで色などを変えて作りたいときに、コピーすると便利ですね。

月のオートフィル

入力したセルに続けて、連続して値を入力していくことができる便利な機能です。
では、例を見ていきましょう。

最初に、セルに入力しておきます。

B2のセルの右下をポイントすると、プラス(+)のようなマークになりますので、そのまま下へドラッグします。

例では、1月から始まっていますが、1月から12月までの値が繰り返し入力されます。
ひと月ずつ入力していくより、かなり手間が省けますね。

次に、D2のセルを見てみましょう。

連続して「1」がコピーされます。

次は、F2のセルに「1」、F3のセルに「2」と入力してある場合です。
F2からF3までを選択しているので、1・2に続く数字が入力されます。
こちらも、数字を1つずつ入力する手間が省けるので、スピーディーに作成できますね。

書式のコピー

例では、フォントはHGS創英角ゴシックUB、色は水色にしてあります。

B2のセルをコピーして、D2を選んで「貼り付け」をクリックすると、同じ書体の文字がコピーされます。
次に、F2に貼り付けるときは「値」を選んでみます。
これで、フォントの種類やサイズ、色などはコピーされず、値だけがコピーされます。

曜日のオートフィル

B4のセルに「月」と入力します。
先ほどの1月のときと同じ要領で、下へドラッグします。

こちらも、例では月から日まで連続していますが、どの曜日からスタートしても曜日が連続して入力されます。

形式を選択して貼り付け:行/列の入れ替え

B4からB10までのセルを選択して、コピーします。

D4のセルを選択してから、右クリックします。
「行/列の入れ替え」をクリックすると、行と列が入れ替わって貼り付けされます。

コピーして貼り付けと書式のコピー

最後に、おさらいしていきましょう。

B12の赤い太字をコピーして、D12からG12までのセルに「貼り付け」すると、コピー元の内容がそのままコピーされます。

一方で、書式のコピーをすると以下のようになります。
B14の紫の太字をコピーして、「書式のコピー/貼り付け」(ペンキの刷毛のようなマーク)をクリックします。


次に、D14からF14までのセルをドラッグすると、コピー元の文字の内容はそのままで、書式だけがコピーされます。

便利な機能を使って、まずは簡単なリストから作ってみてくださいね。

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